各空調システム比較表
区分 |
Geo-TACS |
地中熱利用ヒートポンプ |
灯油温水ボイラー |
エアコン |
主な特徴 |
イニシャルコスト |
◎ |
△ |
△ |
△ |
ランニングコスト |
◎ |
◎ |
× |
× |
熱供給特性 |
◎ |
◎ |
△ |
△ |
冷暖房費の節減効果 |
◎ |
◎ |
× |
× |
初期投資額の回収 |
◎ |
△ |
○ |
○ |
風量比較 |
◎ |
△ |
○ |
△ |
利用可能施設 |
一般住宅 |
○ |
○ |
- |
△ |
公共施設 |
◎ |
△ |
- |
△ |
工場 |
◎ |
△ |
△ |
△ |
農業施設 |
◎ |
△ |
△ |
× |
※最も優れているもの-◎ 優れているもの-○ 普通のもの-△ 劣っているもの-×
類似技術、競合技術との比較
- 第一に、縦型の地中熱利用空調システムがあるが、風量が少なくヒートポンプの設置が必要でイニシャルコストも高額である。
- 第二は、地中に埋設された貯水槽の内側に空気循環パイプを有し、この空気循環パイプ内に空調用の空気が流されて、これにより、当該空気は、夏場には冷却され冬場には加温されて畜舎等の空調等に供される仕組みとなっているものがあるが、深度5m以上ないと効果が出ない欠点がある。
- 今回の新技術では、貯水槽ではなく地下水を流すことで埋設深度を浅くすることができることと、大風量の確保が可能であることから適宜な建屋の空調等に供される。又、熱枯れの抑制が可能となった。
- 蓄熱装置が不要なため工事費を抑えることが可能なこと
- 大幅なランニングコストの削減
